ミャンマー旅行記 ~その1~

こんばんは、Koozyです。

前回の記事でもお書きしましたが、
先週行っておりました、
ミャンマーとタイの旅行記を3回に渡り、
お届けしたいと思います。

 

今回まずはミャンマーについてお書きしますが、
ミャンマーに行くのは、私は2回目になります。

 

前回は6年前の2011年に訪れましたが、
この時はミャンマーの中心都市でもある
ヤンゴンに1日滞在しただけで、
すぐに別の国に移動しました。

 
 

 

前回の1日だけの滞在中、
こんなこともありましたが(笑)
何だかんだでじっくりとまでは
ミャンマーを堪能できませんでした。

 

それで改めて、ミャンマーをじっくりと
堪能したいと言う私の思いもあり、
今回の旅先にこの地を選びました。

 
 

今回、ミャンマーは3日間
(移動日を含めると4日間)滞在しました。

 

 
 

今回もほぼ、ヤンゴンに滞在していましたが、
1日だけ別の場所に行きました。

 

その場所については、次回の記事で
詳しくお書きしたいと思います。

 
 

それで今回の記事については、
 
「ヤンゴン滞在中、どこどこに行きました」
 
と言った旅の行程を追っていくような切り口でなく、
別の視点でお書きしたいと思います。

 
 

前回の6年前に私がミャンマーを訪れた時と言うのは、
今とはこの国の情勢が大きく異なっていました。

 
 

決定的に違うのは、当時はまだ民主化される前で
末期ながら軍事政権が、
この国を掌握している状況でした。

 

これが何を意味するかと言うと、
軍による独裁国家であり、国全体が監視社会の
環境下にあると言うことです。

 
 

分かりやすく言えば、日本に近くて遠い、
かの国を思い浮かべれば分かりやすいかと思いますが、
それに若干似ている状況がここでもありました。

 
 

それに伴う弊害と言うのが当然色々と出る訳で、
まず情報統制が行われているので、
インターネットが繋がらない。

 

繋がったとしても、検閲が入り、
見れないサイトだらけ。

 

また、メールが送れない。

 

当時はそのようなネット環境でした。

 
 

そして、ふた昔前で俗に言う
「東側」寄りの体制でもあるので、
「西側」(資本主義)の文化を極端に嫌う。

 
 

加えて独裁政権で、国際的に問題のある
体制でもあったので、
西側諸国(先進国)から経済制裁が行われている。

 
 

このような経緯で、国の経済が厳しい状況でもあるので、
インフラがあまり整っていない。

 
 

途上国ですので、交通インフラがほぼ整っていなく、
自家用車の車社会でもあるのですが、
走っている車は日本で車検落ちして
日本の道路では乗れなくなったボロボロの車。

 
 

そのようなかなりボロボロの中古車が、
当時は大半を占めていました。

 
 

また、西側の文化を嫌い、
西側から経済制裁を受けているので、
世界的なファストフードなどのチェーン店が存在しなかった

 
 

前置きが長くなってしまいましたが、
そのような状況が、私が前回訪れた6年前(2011年)の
ミャンマー・ヤンゴンの状態でした。

 

 

そして、6年後(2017年)の今・・・

 
 
 

ヤンゴン市内を歩くミャンマー人の多くが、
スマホを片手に何事もなく歩いています。

 
 

もちろん、ネットも普通に見れます(笑)

 
 

当然、日本のネットの速度に比べたら、
比べ物にならないくらい劣りますし、
まだ検閲は若干残っているようですが、
特に問題なくサイトは見れました。

 
 

てっきり私はSNSとかは今でも
見れないのかなとも思いましたが、
普通に見れました。

 
 

・・・と言うより、この国の企業やお店が
普通にフェイスブックページを持っています(笑)

 

 

そして、あれだけ西側を嫌い、
西側から嫌われもしていましたが、
その西側文化の象徴である皆さまも
よく知っている
某ファストフードチェーンが、
ヤンゴン市内のど真ん中に
デカデカと出店していました。

 

 

ただ、世界的ファストフードの雄でもある
マク〇〇〇ドは西側の意地(?)なのか、
まだこの国には出店していないようです(笑)

 
 

そして、そして、日本で廃車になったも
同然の車だらけだったのが、今では
ピカピカの日本車が多く走っています。

 
 

 
 

当時は日本で車検落ちした車を輸入して、
それが大半のシェアを占めていたのが、
今では新車がこちらで直接、
販売されているのかと思います。

 
 

あと、細かい部分になりますが、電力事情も脆弱で、
6年前はヤンゴンでも1日の中で何度も何度も
停電していましたが、今回の滞在中は、
3日間の中でも2度しか停電はありませんでした。

 
 

それも、すぐに復旧するレベルで。

 
 

これら全てに共通することは、
民主化に伴い、西側との関係も改善し、
経済が圧倒的に発展した影響ですよね。

 

 

このように書くと、今のヤンゴンは
すごく豊かな都会のように思えるかも知れませんが、
後発途上国でもあるので、まだまだ街中は汚いですし、
「ザ・アジア」と言ったゴミゴミした雰囲気は
しっかりと残っています。

 

 

 

街そのものの全景は、6年前とさほど変わりはありませんし、
今でも旅慣れていない人が来ると、
日本と比べるとなかなかな環境の差があるので、
ビビるレベルかも知れません。

 

 

 

でも私自身、6年前の状況を見ているので、
随所に見られる6年間の変化を見ると、
その変化っぷりに若干感動すら覚えました。

 

このような変化があるから、不便な途上国とは言え、
こう言った発展著しい国に来るのも面白いんですよね。

 

 

数年後に来ると、大きな変化がまた見られそうで、
その変化を楽しみにしつつ、また数年後に
この場所に来たいと思います。

 

 

では、今回の記事の最後になりますが
現地で食べたミャンマー料理(ビルマ料理)の
一部を掲載したいと思います。

 

ビルマカレー2種(ビーフ&ポーク)

 

 

酸っぱいスープ

 

 

カリフラワー・カレー炒め

 

 

ミャンマービール

 

 

モヒンガー(ミャンマーの朝食で代表的な麺料理)

 

 

ミャンマー風(?)焼きそば

 

 

うなぎの唐揚げ

 

 

魚つみれ入り・カウソエ(汁なし米麺料理)

 

 

豚肉入り揚げワンタン

 

 

 

次回もミャンマー旅記事となりますが、
今回の旅の最大の目的でもある場所を
訪れたお話についてお届けしたいと
思います。

 

 

<ミャンマー旅行記 ~その2~>に続く

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代表<カメラマン> Koozy (コージー)

代表<カメラマン> Koozy (コージー)

はじめまして、Photo Space Reborn(リボーン) 代表兼カメラマンの Koozy(コージー)と申します。

写真って、目に映る姿・形などの外見や外観がそのまま忠実に写し出されているだけの印象を受けるかも知れませんが、実は内側にある思いや考えなど内面的な部分まで再現されるんですよね。

私の撮影において、特に人を撮る場合、ただカッコ良く、見栄え良く撮るだけでなく、その人の自然な表情や潜在的な魅力を引き出す部分に強くこだわっています。

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代表 川本 浩司<Koozy (コージー)>

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