コスモスが咲く場所へ

コスモスが咲く場所へ

出逢いは ごくありふれた形で
恋なんて 微塵もない関係で
互いの立場もあったりもして
微妙な距離感を保っていたね

 

いつの頃からだっただろう?
君のコトが少し気になり始めて
でも そんな気持ちを隠すように
僕はいつも つれない態度で愛想笑い

 

君はいつも その度に微笑みを返し
気がつけば 互いのコトやクセも
他の誰よりも たくさん知り合って
光と陰を重ね合わせる2人になっていた

 

たった1つのコトだけしかできない
不器用な僕だけど 君が道に迷った時は
君の大好きなコスモスが咲く場所まで
その細い手を引いて 僕が連れていくよ

 

 

いつだったか 2人の時間(とき)が交わらず
すれ違いの日々に嫌気が差してきて
しばらく 離れ離れになった時でも
心はどこか 互いを求め合っていたね

 

雨上がりに再会したコスモス畑で
僕は何だか ぎこちなく照れ笑い
君は出逢った頃と同じ微笑みを返し
本当に大切なモノに気づかされた

 

あれから共通の時間(とき)を重ねてきて
互いに嬉しいコトや悲しいコトも
他の誰よりも たくさん分け合って
1つのPrism(プリズム) から同じ光を放っていた

 

僕が紡いでいた糸が縺(ほつ)れてしまった時
君は何度も 細い手を差し伸べてくれて
空へと続く ピンクのコスモスを道標(みちしるべ)に
これからも一緒に 赤い糸を紡いでいくよ

 

 

これからも互いに 何度も道に迷ったり
糸が縺(ほつ)れてしまうこともあるだろうけれど
10年後も20年後も ずっと変わらずに
いつものコスモスが咲く場所へ出かけよう

 

たった1つのコトだけしかできない
不器用な僕で 歌も下手クソな僕だけど
心を込めて これからもずっと歌い続けるよ
他の誰よりも 大切な君に捧げる愛の詩(うた)

 

 

“コスモスが咲く場所へ” (2015年作品) 詞・Koozy
2人の出逢い、その後の歩みについて描いた作品。

 

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代表<カメラマン> Koozy (コージー)

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はじめまして、Photo Space Reborn(リボーン) 代表兼カメラマンの Koozy(コージー)と申します。

写真って、目に映る姿・形などの外見や外観がそのまま忠実に写し出されているだけの印象を受けるかも知れませんが、実は内側にある思いや考えなど内面的な部分まで再現されるんですよね。

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代表 川本 浩司<Koozy (コージー)>

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